概要
オンライン決済を安全かつ手軽に行えるペイディ。コンシューマーはメールアドレスと電話番号だけで簡単に支払いを行えます。時間のかかる登録手続きは一切なく、クレジットカード番号を入力する手間もかかりません。マーチャントにとっては、決済を安全かつ柔軟に管理できる仕組みをオンラインストアに導入できるというメリットがあります。
ペイディの流れ
ペイディサービスの核となるのは、Paidy CheckoutとペイディAPIという2つのコンポーネントです。コンシューマーが決済を開始するために使用するのがPaidy Checkout、マーチャントがその決済を管理する際に使用するのがペイディAPIです。
- Paidy Checkoutとは、マーチャントが用意した支払いページの上で動作する決済用アプリケーションのことです。主要なPCブラウザやモバイル端末の場合であれば例外なく、決済プロセスを安全かつスムーズに進めることができます。コンシューマーが決済方法としてペイディを選択すると、Paidy Checkoutアプリケーションが起動し、残りの決済プロセスが完了するまでコンシューマーを誘導していきます。決済プロセスが完了するとPaidy Checkoutは注文データをペイディに送信し、次にペイディがその決済の認証とAuthorizeを行います。
- 決済データが作成されたら、マーチャントはペイディAPIを利用して決済を管理していきます。このAPIは、決済のCaptureやRefund、キャンセルといった操作を安全に実行できるようになっています。このAPIではJSON形式のリクエストとレスポンスを使用します。
安全な通信
ペイディにとって最も重要なのは、セキュリティとデータの整合性を維持することです。ネットワーク通信を暗号化し、インターネット上に存在するウェブサイトが本物であることを確認するために業界で標準的に採用されているプロトコルが、TLSです。
Paidy CheckoutとペイディAPIはどちらも、TLSバージョン1.2以降をサポートしています。さらに、あらゆるデータを安全にやり取りするために、HTTPS通信を利用しています。
導入の流れ
ペイディを手軽にオンラインストアに導入できるよう、必要な情報をすべてこのサイトでご説明します。
- まずはPaidy Checkoutを導入します。(以下の注意を参照してください。)
- 次にPaidy Checkoutを使ってテスト用の決済データを作成し、この決済データを使用してAPIをテストします。
ペイディを使って処理できるのは、通常の決済とトークンの決済です。Paidy Checkoutを導入する流れは決済用の場合とトークン用の場合とで少し異なります。間違った流れで作業を進めないよう、ご注意ください。
導入とテスト作業が終われば、オンラインストアでペイディをご利用いただける状態になります。