ECサイト運営の工数を削減し、売上UPに貢献!EC事業者もユーザーも魅了するあと払い決済‟ペイディ”の魅力とは

今回は、株式会社Paidyの臨光氏をゲストに迎え、オンラインショップ向けのあと払い(BNPL)決済サービス「ペイディ」 についてインタビューをしました!

2024/01/14

目次:

EC事業者が抱える決済の課題

ECサイト運営の工数削減と売上アップ!あと払い決済「ペイディ」

少ない工数で売上改善できる点が好評

ペイディで夢を実現できる世界へ


H2:EC事業者が抱える決済の課題

ーーペイディの導入を検討される事業者様からよく頂く課題などはありますか。


1つ目は、コンビニ決済の未払い問題です。

コンビニ決済は、ECサイトでユーザーに決済された後、払込番号を発行し、だいたい一週間位の期限内にコンビニにて支払いをして頂きそれを加盟店側は確認した後、商品を発送する決済手段です。実は、このコンビニ決済はユーザーの未払いが非常に多いのが問題です。

単に支払い忘れのこともありますが、中には、購入したが「やっぱりいらないから払わない」というケースもあります。酷い場合には、40%が未払いになるといった声も聞くほどです。これは非常にEC事業者にとって大きな課題の一つです。


2つ目は、代引き決済による不在続きや詐欺の発生です。

代引き決済は、購入者の自宅に商品を届け受け取り時に代金を支払う方法です。しかし、配送会社が何回届けに行っても不在続きで再配達、最終的に商品が届かず戻ってきてしまい、配送料をEC事業者が負担しないといけないことが多発していることが課題です。


最近では代引きが詐欺に使われるケースもあるようです。

代引きで商品を送りつけ、家族宛に届いたものだと勘違いし、家族の誰かが支払ってしまう、といった詐欺などです。EC事業者と話をすると、このような被害報告を受けた経験がある方が一定数いらっしゃる印象です。


3つ目に、(これは長年の課題でもありますが)ECサイトだと少し値がはった商品が売れ辛いというお悩みがあります。

ECサイトだと当然、商品を手に取ってみることが出来ません。肌触り、質感、臭い等を感じることも出来ないため、少し値が張った商品だと、ユーザーは店頭に行って確かめてから購入しがちです。つまり、高価商品におけるコンバージョンレートが低いということに課題意識を持っているEC事業者は多いです。



H2:ECサイト運営の工数削減と売上アップ!あと払い決済「ペイディ」

ーーペイディのサービス内容について教えてください。



ペイディはオンラインショップ向けのあと払い(BNPL)決済サービスです。

AmazonやQoo10、Appleの他、約70万以上のネットショップにて利用可能で、スマホだけで今すぐお買い物ができます。


特徴は大きく分けると3点あります。


1点目は、決済から支払いまでが、デジタル完結となっている点です。

従来の後払い決済サービスは、商品を購入されると払込票といわれる紙の払込用紙を送付し、ユーザーはその払込票を持って、2週間以内にコンビニでお支払いするのが一般的です。ペイディでは、この紙の払込票がありません。ペイディを使った際の、決済から支払いの流れは以下の通りです。


  1. 購入時、ペイディを選択した後に、携帯電話番号とメールアドレスを入力(※ECサイトで購入時に入力している場合はプリセットすることが可能)

  2. 4桁のPINコードが届くので、届いたPINコードで本人認証を済ませ決済完了

  3. 毎月の支払いは、翌月まとめて1回。月末に締め、翌月の1~3日以内に支払のご案内がメール・SMSで届く

  4. コンビニに行きバーコード等で支払うことも出来れば、ネットバンクであればスマホから支払いも可能。銀行口座を登録しておけば口座振替も可能です。


このように、決済から支払いまでデジタルで完結することが出来るため、ユーザーにとって利便性が高く、SDGsを経営目標に掲げる企業様にもご評価頂いています。

2点目は、無金利で分割払いができる点です。

通常の後払い決済だと、商品到着とほぼ同時に払込票が手元に届き、それを持ってコンビニ等に行き、2週間以内に一括で支払う必要があります。

ペイディは、一括でお支払い頂くことも可能ですが、3ヶ月に分けて3回払い・6か月に分けて6回払い・12か月に分けて12回払いといった分割払いが可能です。さらに、ユーザーの分割手数料は無料でご利用頂けるのが特徴の2つ目です。クレジットカードでも分割払いはありますが、3回以上は分割手数料がかかりますよね。ペイディはそれが必要ないのです。


ーーなぜ分割手数料無料で分割ができるのでしょうか。

ユーザーに分割手数料無料で提供する代わりに、加盟店様から手数料をいただいております。

加盟店様側からするとネガティブに思われるかもしれませんが、実はネガティブなことではありません。無金利で分割払いができることによって、これまで「価格で離脱させてしまっていたユーザーを取り込む」ことができ、売上を上げることが出来るからです。


本来は15,000円の商品が欲しかったけれど、予算オーバーなので10,000円にしようと妥協した経験は誰もがあると思います。しかし、「月々5,000円の3回分割払いで分割手数料無し」となれば、購入ハードルが下がり、ワンランク上の商品を購入しやすくなります。例えば、車を購入したいと思っていたとします。300万円の車にするか、350万円の車にするか悩むより、ローン返済額を月々6万円にするか、5万円台に抑えるか、で検討すると思います。総額の金額を理解しながら、分割金額で検討するのが賢いお金の管理ですよね。こうした発想の転換により、これまで諦めていたワンランク上の商品購入につなげることが出来るのです。


また分割手数料を無料にすることで、ユーザーが手軽に分割支払いを利用することができ、EC事業者のCVRの向上、購入単価アップ、ひいてはECサイトの売上増加に貢献出来るのです。


更に、Paidyの加盟店様は、無料で“ヴィジェット機能”をご利用頂くことが可能です。

ヴィジェット機能とは、ペイディで分割支払いをする際の月々の支払い金額を、「商品詳細ページ」に画面表示できる機能です。数行のタグを埋め込んでいただくことで、自動計算で「ペイディなら月々○○円」と表示させることができます。


ヴィジェット機能を活用することによって、総額ではなく月々の金額で購入を検討していただくことができます。そのため、「高いからやめておこう」と、価格で離脱させてしまっていたユーザーを拾うことができ、売上に直結することから、非常にご好評いただいております。実際に、ヴィジェット機能を導入してから、他の決済よりも購入単価が2~5倍高くなったといった加盟店様からのお声もいただいております。

画像出典:株式会社 BUYMA


3つ目は、コンビニ決済や代引き決済のアップデートされた決済であるということです。

既にECサイトを運営していてコンビニ決済を導入されている事業者様、代引き決済を利用している事業者様は数多くいると思います。こういった事業者様が必ずといっていい程お悩みになっているのが、コンビニ未入金問題、代引き受取拒否問題です。

先程も話した通り、コンビニ決済は、ユーザーがECサイトで決済完了したあと、おおよそ約一週間以内にコンビニに代金を支払いに行く必要があります。この入金が完了するまでEC事業者は在庫を保管しておく必要があります。しかし、高い割合で、入金がされずにそのままキャンセルとなってしまうケースがあると思います。これは単にユーザーが支払いを忘れていた、購入した後にやっぱりいらなくなったという事情もありますが、一方で、よく知らないECサイトなので先に入金するのが怖い、といったお声もあるようです。

代引きについても商品を発送したが、受取拒否や不在続きで商品が返却されてしまい、その配送料を事業者が負担しなければならないといった問題のほか、最近だと商品を代引きで送りつける詐欺なども発生しています。

これらの決済方法は、ユーザーメリットがあるものの、現在社会の構造にそぐわなくなっているのではと個人的に私は思っています。

ペイディは、あと払い、つまり商品が到着してから支払いをすることが出来るのでユーザーは安心ですし、事業者側にとっても、ユーザーの代金支払いの有無問わずPaidyが100%債権を保証しますので、とりっぱぐれがありません。また代引き決済のように玄関先で商品を受け取るタイミングで代金を支払う必要もないため、宅配ボックス等に置き配しておくことで不在続きの問題も解決されます。


ーーセキュリティはどうですか?

ペイディでは、セキュリティ面も強固にしています。

よくご相談頂くのは、従来の紙の後払い決済を利用してはいるが、決済時に本人認証の仕組みがないため、不正取引や転売屋といった取引に頭を悩めているということです。これに対応するためにEC事業者は決済代行会社等が提供している不正検知システムを導入してはいるものの、結局取引毎に、住所情報の確認をしなくてはならないことが多く、一取引あたりの手間が相当にかかっているというお声をよく頂きます。弊社では決済時にSMSでの本人認証がありますし、さらにアプリ上でのeKYCを導入しているため、安心安全に提供できるとご評価を頂く事も多いです。また、TLS接続を介して決済情報を暗号化、365日24時間体制で全決済を監視など、他にも様々なセキュリティ対策を設けており、安心してご利用いただけます。

H2:少ない工数で売上改善できる点が好評


ーーペイディを導入後お客様からどういったお声(評価)をいただいておりますか。


加盟店様からは、冒頭でご説明したように、コンビニ未入金の問題、代引き受取拒否の問題が解決されたことや、CV・単価が上がったという評価を多数頂いております。また「少ない工数で売上を上げられるため、費用対効果が良い」とお声を頂くことも多いです。


決済システムなので導入するにあたり、基本的には開発が必要になります。

カートをご利用の場合、ペイディは殆どのカートシステムで標準化されているので、Paidyから発行される“キー”を管理画面に貼り付けるだけで導入できますが、スクラッチECの場合は、決済接続のために開発が必要となります。


スクラッチEC事業者は大手ECサイトのケースが多いです。大手ECは、開発の優先順位を年間で計画を立てて臨んでいます。つまり、それなりに彼らのKPIに寄与出来なければ導入は後回しにされてしまいます。一方、ペイディの導入は、決済接続が簡単で、効率よく売上に貢献出来ることをご評価いただくことが多く、「費用対効果が高い」とご評価頂いております。

H2:Paidyで夢を実現できる世界へ

ーー最後に、ペイディの導入を検討している事業者様にメッセージをお願いいたします。


ペイディは単純な決済システムではなく、マーケティングソリューションとしての側面も評価して頂いております。つまり、費用対効果が高い売上を上げるためのひとつの“施策”と捉えて頂いる形です。勿論手数料は頂きますが、それでも3%〜5%の範囲です。

EC事業者の売上における販促費の割合は毎月約20%程度と聞きます。管理費・物流費にも5〜6%かかっているのが一般的です。そのうちの数%をペイディに投資してみて頂きたいです。きっと満足いただけると自負しておりますし、それだけ我々はサービスに誇りを持っています。


また、日本はタンス預金が100兆円あると言われており、お金を投資することが苦手な国だと思ってます。でも、買い物は目標や夢を叶えるポジティブな行為です。ギターを始めたいと思った人がいるとします。1年で毎月10,000円ずつ貯めていき、1年後に120,000円のギターを手に入れる計画を組んだとします。しかし、手に入れるまでの1年間の間に、飲み会や旅行などの誘惑があり、結局1年ではお金を貯められずに夢を諦めてしまう、なんていう経験、誰しも一度はあるのではないでしょうか。


私たちは、夢にもっと投資してほしいと考えています。

ペイディを使えば、手に入れるまでに1年以上かかっていたところが、今すぐに手に入り、夢の実現に向けていち早くスタートすることができます。時は金なりと言いますので、時間を無駄にせずに夢に投資して夢の早期実現ができる、かつ無駄な金利や手数料はかからない。そんな賢いマネーパフォーマンス、いわゆるマネパをもっと広く多くの方に実現していって欲しいと思っています。