SNSでも好反応!Paidy導入で若年層へのアプローチを一層強化
課題
成果
楽天が運営するコスメ定期購入サービス、「RAXY(ラクシー)」のさらなるユーザー拡大にむけた挑戦
「RAXY(ラクシー)」とは、2016年秋からサービスを提供している楽天初のコスメ定期購入(サブスクリプション)サービスです。その方にあった好みのスキンケア、メイクアップコスメのアイテムをセレクトし、3~6品コスメが入ったボックスを毎月お届けするサービスとなります。1ヶ月プランは1,980円(税込)、3ヶ月プランは5,640円(税込)の2種類で提供しています。
何が届くのかは毎月のお楽しみです。ビューティーカルテでお選びいただく肌の色や好みのメイクの色などから判断された、その方に合ったコスメが届きます。定番で有名なアイテムが届くだけでなく、まだあまり知られていない、知る人ぞ知るコスメや、季節に合わせた旬のコスメをお届けしています。
過去に人気だったのは、板チョコのパッケージになった16色のアイシャドウパレット「アイラブチョコレート ソルティッドキャラメル」。12月のクリスマスシーズン時にお届けしたこともありたくさんの反響をいただきました。また、「モティブリッププランパー」も人気です。唇にハリや弾力を与え、ぷるっとした唇をつくり保湿もできるというので大変好評をいただきました。楽天内では現在多くの定期購入サービスを提供しているわけではないのですが、現在非常に注目されていて、急成長している分野の一つになります。
「RAXY(ラクシー)」の主なユーザーは20代後半~30代前半の女性です。これまではSEM/SEOやSNS広告を中心に、新規ユーザーを獲得してまいりましたが、より認知度を上げたいと思っていました。
事業の規模拡大を考えたとき、そもそも利用ユーザーの裾野を広げなければいけません。20代前半のユーザーに「RAXY(ラクシー)」を使っていただくためにどうするべきかを考えたところ、その世代はクレジットカードの所有率が低いという事実が出てきました。そこで、カード決済以外の決済手段の導入を考えたのです。
利用ユーザー規模や料率からPaidyを検討
その後、いくつか後払い決済サービスを検討しました。選ぶポイントとなったのは、「潜在的に多くのお客様に愛される決済手段であること」と、「加盟店側が払う決済の手数料率」でした。その点、Paidyは現在多くの事業者が導入していて、日々導入加盟店が増えている状況から、実績としてお客様目線で使いやすい決済手段であることがうかがえました。また、手数料率も他の後払い決済サービスと比べて低かったのです。そこで、Paidyの導入を決めました。
導入にあたっての開発は2~3か月かけて行いました。お客様の買い物に際して不備があってはいけません。楽天では決済系のサービスを導入するためには、ひと通りのセキュリティテストや機能面のテストを行います。開発に際してのトラブルなどはなく、スムーズに進んだと聞いています。
Paidyの導入時(2018年11月)により多くのお客様にPaidyを体験していただくため、キャッシュバックキャンペーンを行いました。好評だったことから、2019年にも2月と4月、合計3回行いました。その効果もあり、結果としてPaidy導入後は希望だった10代~20代のユーザー層の獲得ができました。現在では一定の割合のお客様がPaidy決済で「RAXY(ラクシー)」をご利用いいただいています。
若年層に人気のSNSでも、「「RAXY(ラクシー)」 ってPaidyでも申し込みができるんだ、知らなかった」という投稿があり、改めて若年層世代に向けた後払い決済サービスとしてのPaidyの強さを感じています。お問い合わせでも「Paidy支払いはどうやって使えばいいんですか?」といったPaidy絡みのお問い合わせをいただいております。問い合わせの多くはスマホでの後払い決済に慣れていない方と推定され、「RAXY(ラクシー)」 をきっかけにPaidyのサービスを始めて使う方も多いからだと思います。とはいえ、Paidyは一度使って慣れてしまえば、とても手軽で便利に使えるサービスだと思いますので、引き続き多くの方にRAXYでPaidyを体験していただきたいと考えています。
あなたの「欲しかった!」が見つかるコスメ定期購入サービスを目指して
「RAXY(ラクシー)」では、今まで買ったことのない知らなかったコスメやブランドを発見できるコスメ定期購入サービスを目指しています。毎月コスメが届きますが、どんなアイテムが届くかは発表しておらず、「今月のテーマはコレです」とテーマをお伝えしているのみです。Paidy経由でRAXYを定期購入される方が増え、RAXYが提供する「どんなコスメが届くんだろう?」というドキドキやワクワクをより多くの方にお届けできればと考えています。
インタビュー実施時期:2019年8月