新規顧客の開拓と単価向上を両立:バーニーズ ニューヨークが実現した『ファン層の拡大』


ECリニューアル後の課題に取り組む

世界中のハイブランドやデザイナーズブランドを厳選して紹介する、ニューヨーク発の高級セレクトショップであるバーニーズニューヨークは2025年11月にECサイトの新たな決済手段としてペイディを含む3決済を導入した。導入前の課題や導入後の効果について親会社のラオックスでバーニーズ事業部を掌握している中谷氏とバーニーズニューヨークのECマネージャーをしている遠藤氏に当時の課題から導入後の効果についてお話をお聞きしました。


―ペイディを導入した背景について教えてください

バーニーズニューヨークは有難いことに古くからブランドを愛していただいているユーザーが多く、良くも悪くもファンが固定している事が課題でした。そのため、今までリーチできていない層へ認知を高めていく必要がありました。2025年2月にECサイトのシステムもリニューアルを実施しましたが、リニューアルによってカバーできなかった機能などもあったため、当初は以前に比べ若干コンバージョンが低下していました。打開策の一つの施策として、顧客の裾野を広げるために、大手QRコード会社、大手ID決済会社、ペイディを導入しました。大手QRコード会社は利用ユーザー数の多さ、大手ID決済会社はモールユーザーの取込、ペイディは若年層の取込という観点で決済を導入しました。

―ペイディを入れる際に社内からどういう声がありましたか?

ペイディは既に主要なアパレルブランドで導入されていたので、特に大きな懸念は社内ではありませんでした。特にアパレルの中ではデジタルマーケティングに先進的なユナイテッドアローズで既に導入されていた事は大きな安心感に繋がりました。導入に際しても利用しているECシステムのダイアモンドヘッド(F.ACE)とペイディが標準連携されていたので開発工数も導入コストも大きな負担なく導入することができました。


導入後のキャンペーンで利用率が向上

―導入後の効果について教えてください

導入して現在4か月(2026年3月現在)ほど経過しますが、導入した決済手段で一番利用されているのはペイディだったのは驚きでした(笑)ペイディのシェアは全体の6%程度まで上がってきています。また金利手数料無料の分割の6回あと払い(※1)を利用しているユーザーが非常に多いのも特徴的でした。特に貢献しているのはウィジェットでは無いかと思っています。ウィジェットは商品ページの殆どで表示されるので、「ペイディが使える」「月々の支払が抑えられる」事がユーザーに伝わり、決済単価も導入した他決済に比べ高くなっています。

また、導入後は狙い通り若い世代のお客様の利用が一定数見られるようになりました。導入後すぐにペイディさんの方でキャンペーンを実施していただき、ちょうど冬物のシーズンだった事もあり売上を伸ばす事に貢献いただけたと思っています。ペイディさんのキャンペーンなどで、バーニーズではリーチできないお客様にブランドを認知いただけた事は大変嬉しいです。

最後に

―今後の取り組みとペイディに期待する事について教えてください。

バーニーズでは最近店舗でインバウンドのお客様が購入されるケースが増えています。バーニーズの店舗はショップインショップのような形で海外でも残存していますが、実質店舗は日本のみとなってしまい、以前から愛用していた方が日本に旅行に来た際に弊社の店舗があるのを見て購入していただいたりしています。その為、EC側でも外国の方に対する購入促進なども今後少しずつ注力したいと思っています。また初めて弊社サービスを購入される場合、店舗で試着をされ、その場で購入若しくはオンラインで購入するケースもあるため、オンラインとオフラインでの決済方法の統一については今後検討される余地があり、ペイディさんが新しく始められたオフライン決済にも期待したいです。

※1 銀行振込、口座振替のみ分割手数料無料

株式会社バーニーズジャパン

ラオックスECストラテジー株式会社|マーケティング本部本部長兼バーニーズ事業部本部長
中谷宏之様
株式会社バーニーズジャパン|EC担当マネージャー
遠藤理樹様